「にしき ひみつ基地ミュージアム」ストーリーブックの執筆を担当しました
「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地 ミュージアム」(錦町立人吉海軍航空基地資料館)のストーリーブックで執筆を担当しました。
熊本県球磨郡錦町にある「ひみつ基地ミュージアム」は、2018年8月1日のオープン以来太平洋戦争中の日本海軍の様子を知る場として注目を浴びている施設です。戦時中に人吉海軍が基地を造ったこの地に現存する地下軍事施設の数々は、九州に残る戦跡の中でも最大級の規模のものです。実際に地下軍事施設跡に入るツアーや展示を通して歴史や概要を体感する「体験型ミュージアム」です。
特に興味深いのは、地下軍事施設の存在が明らかになったのが戦後70年を経た2015年であることです。地元では防空壕跡だと思われていたものが、実はさまざまな目的を持って掘り進められた地下軍事施設であると地元有志の調査によって明らかになりました。まさに“ひみつ基地"だったこともあり戦後忘れられてきた施設です。
それらの地下軍事施設の存在が明らかになり、調査、保存、活用のための「にしき ひみつ基地ミュージアム」建設に至るまでの流れを、関係者にインタビューして一冊のストーリーブックにまとめました。
興味のある方は施設までお問い合わせください。
錦町立人吉海軍航空基地資料館
https://132base.jp/
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